OTONODOOR · CARE & RESPECT

公正な報酬について

演奏している時間だけが、音楽家の仕事ではありません。

譜面の準備や購入、必要に応じた採譜・アレンジ。個人練習、共演者との合わせ、曲順や構成の確認。目の前の一曲には、本番を迎えるまでの時間が重なっています。

当日も、セッティング、チューニング、音出し、リハーサルや合わせ、サウンドチェック、必要な待機、演奏、撤収・片付けがあります。

OtonoDoorでは、その時間と積み重ねも音楽家の仕事だと考えます。「演奏30分だから30分分の仕事」とは考えません。一般に演奏時間以上の準備が必要になるため、演奏時間だけをアルバイトの時給と直接比較しないことを大切にします。

1人あたり、当日の拘束時間から考える

参考レンジ:2,000~5,000円程度/人・当日拘束1時間

これはOtonoDoorで報酬を考える際の目安です。統一価格・法定最低額・強制的な価格表ではなく、音楽家の価値を決める数字でもありません。5,000円は上限ではありません。

当日の予定拘束時間には、会場入り後の準備、リハーサル、合わせ、必要な待機、本番、片付けを含めます。移動時間を一律に有償時間として強制するものではありません。交通費は別に確認します。

複数人の演奏でも、グループ全体だけでなく演奏者1人あたりで考えます。トリオなら1人あたり報酬×3人、カルテットなら×4人が、演奏報酬合計です。個々の役割や追加準備の分担は別途相談してください。

例:演奏報酬合計30,000円、3名、当日拘束2時間なら、1人あたり10,000円、参考換算5,000円/人・時間です。交通費等はこの計算に含めません。

特別な準備や専門性も、条件に

経験、曲の難易度、会場規模、曲数、特殊な演奏条件、採譜・編曲、特別な譜面作成、追加リハーサル、特殊機材、短期間での依頼などによって、5,000円/人・時間を上回ることは自然です。

通常範囲を超える準備を、当然に無償で含まれるものとは扱いません。追加準備費や報酬に含む範囲を、条件確認カードの「報酬に含む範囲」「リハーサル」「その他」等に明記してください。

報酬と実費を、分けて確かめる

交通費、宿泊費、駐車場代、必要な機材費、その他の合意済み実費は、演奏報酬とは別に確認します。提示額に実費を含める場合も内訳を示し、演奏報酬がいくら残るか分かるようにしましょう。

条件確認カードでは、実費を項目ごとに定額・実費・上限・報酬に含む等で記録できます。採譜・編曲等の専門作業の対価を、交通費のような実費と混同しないでください。

参考レンジを下回るときは

入力時の参考換算が2,000円/人・当日拘束1時間を下回る場合は、報酬を見直すための案内を表示します。現在は、その理由だけで保存・掲載・送信を禁止しません。

準備・合わせ・待機・片付け等も含めて検討し、相手と条件を確かめてください。若い音楽家を「安くお願いできる人」として扱わず、互いに納得できる報酬を目指します。

OtonoDoor · SAMPLE

サンプルについて

これはサンプルです。実際の相談・申込みは送信されません。