ABOUT OTONODOOR

本物の音楽を、
もっと身近に。

音楽家の未来を、みんなで育む。

OtonoDoorは、演奏する人と聴く人、音楽を迎える場所が出会い、その関係を少しずつ積み重ねていくための場所です。

家族の記念日。
友人と囲む食卓。
いつものレストランの少し特別な夜。
地域の小さな集まり。

生の音楽は、大きなホールだけにあるものではありません。

誰かが奏で、誰かが歌い、時には踊り、時には静かに耳を傾ける。

そんなふうに、音楽が暮らしの中に自然にある時間を、もっと増やしていきたいと考えています。

ここでいう「本物の音楽」とは、特定の学校、肩書、コンクールやオーディションの結果、ジャンルによって決まるものではありません。

人が心を込めて奏で、聴く人とその時間を分かち合う音楽のことです。

発案者のメッセージを読む

才能と努力が、演奏する機会につながるように

音楽の道を歩む人たちは、長い時間をかけて技術を磨き、毎日の練習を重ねています。

けれども、素晴らしい演奏をしていても、その音楽を社会の中で届ける機会を得ることは簡単ではありません。

コンクールで上位に入る。
オーディションに選ばれる。
大きな舞台に立つ。
誰かの目に留まる。

そうした出来事が、次の機会につながることはあります。

一方で、順位や選考結果、肩書とは関係なく、

「この人の演奏が好きだ」
「もう一度聴きたい」

と心を動かされることもあります。

OtonoDoorは、実績だけでは見つけられなかった音楽との出会いも大切にしたいと考えています。

音楽に向き合う時間を、音楽の仕事から

演奏する機会が仕事になり、納得できる報酬を受け取る。

その報酬が、次の練習や創作、学びに向き合う時間を支える。

人前で演奏する経験が増え、自信や表現が深まり、「また聴きたい」という声が次の機会につながる。

OtonoDoorがつくりたいのは、単発の仕事を紹介するだけの仕組みではありません。

音楽の仕事が、音楽を続ける時間を生み、その時間が、さらによい音楽を生む。

そんな循環です。

「若いから安く」ではなく

身近な価格で生の音楽を楽しめることと、演奏家が納得できる報酬を受け取ることは、両立できるはずです。

演奏時間だけでなく、そこに至るまでの練習、準備、移動、楽器、積み重ねてきた経験があります。

OtonoDoorは、若い演奏家を「安くお願いできる人」として紹介する場所にはしません。

最安値を競わせる場所にもしたくありません。

内容や条件をあらかじめ確かめ、演奏する人と依頼する人が、互いに納得できる関係を目指します。

聴く人にも、喜びがひらいていく

OtonoDoorは、音楽家を一方的に支援するためだけの場所ではありません。

音楽を聴く人自身にも、大きな喜びがあります。

初めて聴く曲に出会う。

知らなかった演奏家を好きになる。

同じ人をもう一度聴き、以前とは違う魅力に気づく。

専門知識がなくても、

「この音が好き」
「また聴いてみたい」

という気持ちから始められます。

そして、その喜びが、結果として演奏家の次の舞台につながっていきます。

一度の出会いを、その先へ

OtonoDoorが大切にしているのは、「一回マッチングして終わり」にしないことです。

好きな演奏家をフォローする。

次の公演を知る。

また聴きに行く。

家族や友人にも紹介する。

もう一度演奏をお願いする。

そうした関係が積み重なることで、音楽家にも、聴き手にも、その場所にも、物語が生まれていきます。

「また聴きたい」が、次の演奏につながる場所へ。

音楽のある場所を、ともに育む

レストラン、カフェ、ホテル、結婚式場、ギャラリー、書店、地域の施設。

人が集う場所にも、音楽から生まれる価値があります。

お客様に、「ここに来てよかった」と思ってもらえる。

「あの人の演奏を、またこの場所で聴きたい」と思ってもらえる。

新しいお客様が訪れ、その場所への愛着が深まる。

同時に、演奏家には有償の仕事と、人前で奏でる経験が生まれます。

会場側を単なるスポンサーにせず、演奏家を単なる集客手段にもせず、

双方が価値を受け取れる関係

をつくりたいと考えています。

世代を越えて、音楽を贈り合う

年配の方々が大切にしてきた一曲や、その曲にまつわる人生の思い出。

若い音楽家が、これから歩んでいく未来。

その二つが、音楽を通じて出会うことにも、大きな意味があると考えています。

「この曲を聴くと、あの頃を思い出す」

そんな言葉から、若い演奏家が楽譜だけでは知ることのできなかった曲の表情を受け取ることもあるでしょう。

一方で、若い演奏家のひたむきな姿や未来の輝きから、聴く人が新しい楽しみや元気を受け取ることもあります。

一方向の支援や慰問ではなく、

互いに贈り、互いに受け取る関係。

OtonoDoorは、そんな世代を越えた音楽の時間も育んでいきたいと考えています。

有名になる夢も、音楽を続ける日々も

OtonoDoorは、有名になることだけを音楽家の成功とは考えません。

大きな舞台に立つ人もいるでしょう。

地域で長く愛される演奏家になる人もいるでしょう。

得意な音楽を深めながら、自分に合ったペースで、音楽を仕事として続ける人もいると思います。

どの道にも、その人なりの価値があります。

初めての演奏から、その先の長い歩みまで。

同じ場所で、関係と実績を積み重ねていける場所を目指します。

A NOTE FROM THE FOUNDER

この場所をつくろうと思った理由

私がOtonoDoorを考え始めたきっかけの一つは、家族が音楽の道を歩んでいることでした。

その世界を身近で見る中で、たくさんの若い音楽家に出会いました。

皆、それぞれに才能があり、人一倍の時間をかけて練習し、驚くほど素晴らしい音楽を奏でています。

けれども、その音楽を仕事として人に届ける機会は、私が想像していたよりずっと限られていました。

コンクールで上位に入る。

オーディションに選ばれる。

大きな舞台に立つ。

誰かの目に留まる。

そうした分かりやすいきっかけを得ることで、次の機会へつながることがあります。

もちろん、コンクールやオーディションは、音楽家にとって大切な挑戦の場だと思います。

ただ、私はその結果とは関係なく、

「この人の演奏が好きだ」
「もう一度聴きたい」

と感じたことが何度もあります。

音楽の魅力は、順位や選考結果、肩書だけでは測れないのではないか。

そんな思いを持つようになりました。

また、演奏する機会そのものが決して多くないことにも気づきました。

若い音楽家たちが自分たちで演奏会を企画し、会場を準備し、告知をし、最後には一枚一枚チケットを売ることに苦労することがある、という話を聞いたこともあります。

一方で、学校などに寄せられる演奏依頼の中には、長い練習や準備、移動まで含めて考えると、一般的なアルバイトと大きく変わらないように感じる報酬のものもありました。

長い時間をかけて身につけてきた技術や表現が、社会の中で十分な価値として届いていないのではないか。

そんな疑問を持つようになりました。

そして、OtonoDoorを考えるときに、もう一つ思い出したことがあります。

海外で暮らしていた頃、街や通りの一角で、音楽が日常の中に自然に溶け込んでいる場所に何度か出会いました。

そこでは、演奏する人が聴き手からのリクエストに応えたり、

誰かが一緒に歌い始めたり、

時には踊ったり、

時にはただ静かに音楽に耳を傾けたりしていました。

人それぞれが、その人なりの方法で音楽を楽しんでいました。

音楽が、特別な人だけが特別な場所で楽しむものではなく、

人が集う場所に自然にあり、その場の空気を一緒につくっている。

私は、そんな光景に触れてとても心を動かされました。

アメリカで暮らしていた頃には、結婚式にトリオやカルテットなどの生演奏をお願いすることも、身近な光景でした。

実は私たち夫婦も、アメリカで結婚式を挙げた際に、トリオの演奏をお願いしました。

目の前で奏でられる音楽がその日の空気や思い出と重なっていく。

その演奏は、今でもとてもよい思い出として心に残っています。

そうした経験からも、

音楽は、もっと暮らしの近くにあっていい。

と思うようになりました。

大きなホールへ行くことだけが、生の音楽との出会いではない。

家族の記念日でも、

いつものレストランでも、

結婚式でも、

地域の小さな集まりでも、

誰かの演奏を聴き、好きになり、また会いたいと思うことができる。

そんな音楽との関わり方が、もっと身近にあってもよいのではないかと思いました。

そして反対側を見ると、生の音楽を楽しみたい人はたくさんいます。

家族の記念日に、大切な人が好きな曲を演奏してもらいたい。

いつものレストランで、生の音楽を楽しみたい。

地域の集まりに、音楽の時間があったらいい。

近くで活動している若い音楽家を、一度聴いてみたい。

音楽を届けたい人と、音楽を楽しみたい人。

その二つが、もっと自然に出会うことができたら。

聴いた人が、

「よかった」
「また聴きたい」

と感じる。

その気持ちが、演奏家の次の仕事や公演につながる。

そこで得た経験や報酬が、また練習や創作に向き合う時間を生み出す。

そして、そこで磨かれた音楽が、今度はまた別の誰かの心を動かしていく。

OtonoDoorでつくりたいのは、そんな循環です。

若い音楽家を「安くお願いできる人」として紹介したいわけではありません。

誰かが一方的に「育ててあげる」場所をつくりたいわけでもありません。

演奏する人は、仕事と経験とつながりを得る。

聴く人は、生の音楽に触れる喜びを得る。

お店や会場は、そこに集う人へ新しい時間を届ける。

そして、一度の出会いが「また会いたい」へつながっていく。

有名になる人もいるでしょう。

地域で長く愛される演奏家になる人もいるでしょう。

自分に合ったペースで、音楽を仕事として続けていく人もいると思います。

それぞれの音楽家が、自分の意思で自分の道を歩んでいけるように。

その音楽を楽しむ人たちと、もっと身近なところで出会えるように。

本物の音楽を、もっと身近に。
音楽家の未来を、みんなで育む。

OtonoDoorは、そんな思いから始まりました。

OtonoDoor 発案者より

OtonoDoor · SAMPLE

サンプルについて

これはサンプルです。実際の相談・申込みは送信されません。